今回は2024年2月9日発売されたZOWIEのリフレッシュレート240Hz対応 最新ゲーミングモニター『 BenQ ZOWIE XL2546X 』について、XL-Kシリーズ(XL2546K/XL2566K)と比較しながらスペックや使用感など気になったことを書き綴っていきます。

※BenQ Japan様より本製品をご提供いただき記事を作成しています。

※本記事は提供を受けた商品のレビュー記事です。また、本サイトではアフィリエイト広告を掲載しており、ページ内で紹介した商品を申し込むと収益が発生し一部が当サイトに支払われる場合があります。

↓Youtubeで本製品の開封&レビュー動画をアップしていますので是非ご覧ください

スペック

サイズ
Size
24.5インチ パネル
Panel
Fast TN
ノングレア
リフレッシュレート
Refresh Rate
240Hz 応答速度
Response Time
0.5ms
解像度
Resolution
1920×1080 (Full HD) アスペクト比
Aspect Ratio
16:9
コントラスト比
Contrast Ratio
1000:1 表示サイズ
Display Size
543.744×302.616mm
画素ピッチ
Pixel Pitch
0.28mm 輝度
Luminance
320cd/㎡
入出力端子
InOut Terminal
HDMI 2.0×3
DP 1.2×1
Headphone Jack
S.Switch用USB端子
スピーカー
Speaker
なし
機能
Feature

DyAc™2
Black eQualizer
Color Vibrance
ブルーライト軽減モード‎
フリッカーフリーテクノロジー‎
K Locker‎
XL Setting to Share™
消費電力
Energy Consumption
最大45W
標準19W
エコモードなし
スタンド
Stand
VESAマウント:100×100mm
ピボット:非対応
スウィーベル:左右45°
ティルト:-5~35°
高さ調整:155mm
付属品
Accessory
S.Switch
アイシールド
HDMI 2.0 (1.8m)
DP 1.2 (1.8m)
電源ケーブル (1.8m)
外形寸法
Dimension
W:576.15mm
H:517.3~362.3mm
D:350.56~181.68mm
重量
Weight
本体重量:6.1kg
総重量:10.0kg
カラー
Color
Black 本体価格
Price
78,300円 ※1

※1 記事作成時のBenQ Japan公式ページの販売価格

スペック比較

※XL-Kシリーズとの相違点のみを抜粋

XL2546X
(最新モデル)
XL2546K
(前モデル)
XL2566K
(前モデルの上位モデル)
リフレッシュレート 240Hz 240Hz 360Hz
HDMI HDMI 2.0×3 HDMI 2.0×3 HDMI 2.0×2
DisplayPort DP 1.2×1 DP 1.2×1 DP 1.4×1
Dynamic Accuracy DyAc™2 DyAc⁺™ DyAc⁺™
Variable Refresh Rate VESA Adaptive-Sync FreeSync Premium VESA Adaptive-Sync
Profile Sharing XL Setting to Share™
(Auto Game Mode対応)
XL Setting to Share™ XL Setting to Share™
最大消費電力 45W 40W 40W
台座サイズ 232×178mm 260×178mm 260×178mm
ピボット 非対応 対応 対応
ティルト  -5~35°  -5~23°  -5~23°
高さ記憶用マーカー



本体重量 6.1kg 6.2kg 6.2kg
総重量 10.0kg 9.5kg 9.7kg
モニターカバー

開封/内容物

外箱

箱の実測寸法は高さ約66.5cm/横幅約67.5cm/奥行き約19cm。前モデルの箱より20cmほど高さがありかなり大きい印象です。黒と赤を基調としたデザインはXL-Kシリーズから変わっていません。

梱包は2段構成。上段にはモニタースタンド・ケーブル・説明書・アクセサリー類、下段にはモニター本体が収納されています。

内容物

  1. モニター本体
  2. スタンド支柱
  3. スタンド台座
  4. DPケーブル
  5. HDMIケーブル
  6. 電源ケーブル
  7. アイシールド
  8. S.Switch
  9. クイックスタートガイド
  10. 安全注意事項
  11. 規制声明書
  12. 製品保証書

XL-Kシリーズに付属していたモニターカバーが無くなっています。

組み立て/取り付け

モニタ/スタンド

  1. スタンド支柱を台座にはめて、回してロックする
  2. 台座に付いている2つのネジで支柱を固定する
  3. スタンド支柱の設置面をモニター背面に挿しこむ

アイシールド

モニター横のゴム栓を外し、アイシールドのツメを溝にはめて上から下に押し込みます。

ツメが硬いので取り付け・取り外しは少し力が要ります。力を入れすぎてツメを折らないよう注意が必要です。

外観/仕様

モニタ

XL2546XではXL-Kシリーズの筐体からさらに無駄が排除された新デザイン筐体が採用されおり、コンパクトでスッキリした見た目に進化しています。XL-Kシリーズ同様、ロゴやボタンはモニタ背面に配置され正面からは見えないようになっています。

モニタサイズは24.5インチ。大きすぎず小さすぎずゲームプレイに最適なサイズです。

ベゼルは各辺16mm以上で太めです。XL-Kシリーズ(上13mm/左右13mm/下16.5mm)よりも太くなっています。

ベゼルレスのモニターに比べると見た目のスタイリッシュさはありませんが、その反面画面内に集中しやすくゲームへの没入感を高めてくれます。

100mm×100mmのVESAマウントに対応しており、モニターアームに取り付けることができます。試しにエルゴトロンLXデスクモニターアームに付けてみましたが、問題なく取り付けることができました。

背面上部にはZOWIEロゴが埋め込まれています。

ボタン

背面左下にはボタンが配置されています。5wayコントローラはモニター正面から背面に手を回して直感的に操作できるので便利です。XL-Kシリーズにあったローテンションキーが無くなっています。

入出力端子

入出力端子は右からDP 1.2 / HDMI 2.0×3 / S.Switch端子 / ヘッドフォンジャック / AC電源入力ジャック の計7つ。加えてケンジントンロックスロットが一番左に配置されています。

HDMIとDPの構成は XL2546K と同様ですが、XL2566K と比べるとDPが1.4から1.2になり、HDMI 2.0が1つ多くなっています。

XL2546X XL2546K XL2566K
HDMI HDMI 2.0×3 HDMI 2.0×3 HDMI 2.0×2
DisplayPort DP 1.2×1 DP 1.2×1 DP 1.4×1

XL-Kシリーズではモニター背面に対してケーブルの端子を水平に挿す仕様でしたが、XL2546Xでは垂直に挿す仕様に変わりケーブルの抜き差しがしやすくなっています。ただ、接続箇所にホコリがたまりやすくなりそう。

ヘッドホンハンガー

背面左上にはヘッドホンハンガーを搭載しています。XL-Kシリーズでは背面右上でしたが反対側に配置が変更されています。

スタンド

首振り角度(スウィーベル)は左右それぞれ45度。左右とも問題なくスムーズに動きます。

ティルト角度は下向き-5度から上向き35度。

XL-Kシリーズのスタンドより上向き角度が12度大きくなっています。

高さの調整幅は155mm。XL-Kシリーズよりも軽くスムーズに動きます。

スタンド支柱には高さ調整補助用の目盛が付いており、XL-Kシリーズのスタンドよりも数値がわかりやすくなっています。高さ記憶用の赤マーカーは無くなっています。

※スタンドはピボットには対応していません。画面を縦にして使用したい場合は別途モニターアームなどを用意する必要があります。

スタンドの台座はXL-Kシリーズのモノに比べ横幅がコンパクトになっています。安定性は特に問題はありませんでした。

台座がコンパクトになったことで、よりマウスパッドと台座が干渉しにくくなりデバイス類の配置の自由度が向上しています。

支柱の背面にはケーブル結束用のリングが付いており、複数のケーブルをまとめることができます。

ケーブルが支柱の後ろに隠れるため、XL-Kシリーズよりもスッキリとした見た目になります。

持ち手はくぼんだ形状で、XL-Kシリーズのリング形状の持ち手と比べると少し持ちづらくなった印象です。

持ち手をつかんで持つとスタンドが最大まで伸びてしまい、移動・持ち運びのたびに高さを調整し直す必要があるのでこの点はマイナスポイント。

スタンドが伸びることでバランスが悪くなるので、移動・持ち運びの安定性はXL-Kシリーズの方が高いです。

S.Switch

S.Switch専用端子に接続することで、モニター裏のボタンを使わずに画面設定の調整が簡単にできます。設定は1、2、3いずれかのボタンを長押しすることで保存でき、保存したボタンを押せばすぐに設定を呼び出すことができます。ゲーム時とPC作業時の設定切替にとても有用です。

性能/機能

パネル

応答速度に優れ、残像が少ないFast TNパネルを採用。

BenQ公式のわかりやすい残像比較画像を下記に載せておきます。

※IPSパネルに比べ視野角が狭く色の再現性が低いので、クリエイターや映像鑑賞には向いていません。

リフレッシュレート

リフレッシュレートは最高240Hzまで設定可能です。

リフレッシュレートによる滑らかさの体感は人によって異なりますが、私の感想としては、

 ・60Hz → 240Hzにした場合、滑らかになっていることをはっきり体感できる

 ・144Hz → 240Hzにした場合、なんとなく滑らかになっているように感じる

UFO Test 残像簡易比較

応答速度(AMA)

応答速度は『AMA』の項目で調整でき、最速0.5ms設定(公称値)でのプレイが可能です。ただし、応答速度を上げるとオーバーシュートにより逆残像が発生することがあるため、『プレミアム』や『カスタム』設定で残像感を感じる場合は、『高』もしくは『カスタム』の中/低設定に落とすことをおススメします。

DyAc™2

XL-Kシリーズの『DyAc⁺™』からさらに進化し新しくなったBenQ独自開発のDyAc™2(ダイナミックアキュラシー2)』。デュアルバックライト設計により従来のDyAcからのさらなる残像の軽減を実現しています。モニター側で独立して機能するため、PCに余計な負荷をかけずゲームのパフォーマンスに影響がないのも大きな利点です。

私の感覚では『DyAc™2』のオンオフでは残像感の差を体感できましたが、『DyAc⁺™』と『DyAc™2』とでは残像感の差はほとんど感じませんでした。

※『DyAc⁺™』と同じく『DyAc™2』も長時間の使用で目が疲れやすくなります。目の疲れを感じた場合は『DyAc™2』の設定をプレミアムから高に下げる、または適宜オフにするなどして対応しましょう。また、『DyAc™2』(特にプレミアム)をオンにすると輝度が少し下がるので、合わせて輝度の調整も必要になります。

Black eQualizer

暗い場所での視界を明るくする『Black eQualizer(ブラックイコライザー)』。建物内や洞窟など暗い場所での戦闘に役立つ機能です。0~20まで調整可能。

暗所での戦闘が格段にしやすくなるのでできれば設定しておきたい機能です。設定値を上げすぎるとゲームの臨場感を損なう感じがするため、個人的にはApex:11~13、Valorant:10前後くらいがちょうど良いかなと感じました。

Color Vibrance(色の鮮明さ)

画面の色のコントラストを調整する『Color Vibrance(カラーバイブランス)』。色の鮮明さを調整することでゲーム内の背景やオブジェクトにメリハリをつけることができます。0~20まで調整可能。

設定値を上げすぎると色味がキツくなり目が疲れやすくなるので、個人的にはデフォルトの10前後で設定するのが良いかなと思います。

ブルーライト軽減/ガンマ/色温度

『Black eQualizer』や『Color Vibrance』の他に、ブルーライト軽減/ガンマ/色温度の項目にてカラーを調整することが可能です。

XL Setting to Share

XLシリーズモニターの設定値を共有できる『XL Setting to Share™』。公式サイトや他のプレイヤーが公開している設定をインポートしたり、自分の設定をエクスポートして公開したりと、簡単に設定を共有することができます。

設定に迷う場合は、公式サイトのプリセットをインポートして自分好みの設定に調整していく方法がおすすめです。

XL2546Xから『XL Setting to Share™の新機能「Auto Game Mode」に対応。アプリケーションを『XL Setting to Share™』に設定しておけばゲームに応じてモニター設定を自動で変更してくれるため、プレイするゲームごとにモニター設定を手動で切り替える必要が無く非常に便利です。

管理人の設定ファイルを下記Google Driveに公開しています。公式サイトのAPEXプリセットを少しいじった設定になっています。物好きな方は試してみてください!(AMAを高に下げています)

その他

ブザー

初期設定では『ブザー』がオンになっており、画面設定操作のたびに音が鳴ってうるさいので最初に切っておくことをおススメします。(メニュー → システム → その他の設定 → ブザー)

まとめ

GOODポイント

  •  コンパクトかつスタイリッシュな見た目のスタンド
  •  スタンドの上下動やティルトがスムーズ
  •  FPSなど競技性の高いゲームに特化した性能(リフレッシュレート240Hz/応答速度0.5ms)
  •  さらに進化したBenQ独自開発の『DyAc™2』による残像軽減
  •  暗所での戦闘をしやすくする『Black eQualizer』
  •  モニターの設定を簡単に共有できるAuto Game Mode対応の『XL Setting to Share™』
  •  アイシールド/S.Switchなどの有用なアクセサリ類

BADポイント

  • 『DyAc™2』の設定によっては目が疲れやすい
  •  ピボット非対応
  •  スタンドの持ち手を持つとスタンドが最大まで伸びてしまう
  •  移動・持ち運びが不安定
  •  TNパネルなのでIPSパネルに比べると色の再現性、視野角が劣る
  •  価格が高め

所感

競技性の高いゲームをするのに申し分のないスペックのモニターです。ゲーマーのことを考えて設計されているため使いやすいのはもちろんのこと、スタンドがコンパクトかつスタイリッシュになっているので見た目にこだわる方にもおすすめです。

XL-Kシリーズとの比較でいうと、個人的には『DyAc™2』や『XL Setting to Share™』の新機能Auto Game Modeなどの性能/機能的な進化よりも、スタンドの進化の方が魅力かなと感じました。

購入に当たっては前モデルのXL2546Kが安くなっているので、本製品とのスペック・価格の差を比較して購入を検討されると良いかと思います。

リンク

BenQ Japan 公式ページ

開封&レビュー動画

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