今回はGloriousのGroup Buy『Glorious Forge』で注文した『 Glorious Model O Pro Wireless - Blue Lynx 』が届いたので、製品の外観や使用感を書き綴っていきます。
※本製品のGroup Buyは6月に終了しています。国内発売時期は不明
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↓Youtubeで本製品の開封&レビュー動画をアップしていますので是非ご覧ください
INDEX
スペック
重量 Weight |
公称 55g 実測 56.4g |
センサー Sensor |
Glorious BAMF Sensor |
サイズ Size |
L:128mm W:66mm H:38mm |
スイッチ Switch |
Glorious Switches 80M |
解像度/感度 DPI |
Default 400 / 800 / 1600 / 3200 Software 100~19000 |
ポーリングレート Polling Rate |
125 / 250 / 500 / 1000Hz |
トラッキング速度 IPS |
400 | 加速度 Acceleration |
50g |
リフトオフディスタンス LOD |
公称 1mm / 2mm 実測 1.2mm / 1.2mm ※2 |
デバウンス Debounce |
0~16ms |
バッテリー持続時間 Battery Life |
最大80時間 | 接続方法 Connection |
無線(2.4GHz) 有線(USB) |
カラー Color |
Red Fox Blue Lynx Golden Panda |
本体価格 Price |
99.99ドル ※1 |
※1 送料税込みで総額19000円くらい
※2 リフトオフディスタンスを1mmから2mmに変更しても実測値は変わりませんでした、バグかも?
開封/内容物
開封
外箱にはマウス・キーキャップ・キースイッチやスタビライザーのパーツ・ノブなどが描かれておりこれまでの箱からデザインが一新されています。
内容物
- マウス本体
- 接続/充電用ケーブル(PC側:USB Type-A, マウス側:USB Type-C)
- ワイヤレスレシーバー
- 延長アダプター
- ステッカー
- Glorious Forgeガイド
- クイックスタートガイド
- 乾燥剤(シリカゲル)
シェル/形状
シェル
シェルとメインボタンのカラーは水色、その他の部分はホワイト。これまでのGloriousマウスは左サイドにおじさんが描かれていましたが本製品ではいなくなっています涙
表面はこれまでのModel Oシリーズとは異なり凹凸を感じるザラついた質感です。手はそれほど滑る感じはないですが人によってはグリップテープが必要になるかも。個人的には握った時の感触はこれまでのModel Oシリーズの方が好みです。
形状
左右対称形状です。縦が長いのに対し高さが低めなので全体的に平たいフォルムをしています。サイドのくびれは緩やかでマウスおしりのサイド部分が横に少し張り出しています。
マウスの頂点は真ん中付近、おしりは低くなだらかな曲面になっています。
形状・大きさともに『Model O Wireless』と同じです。
かぶせ持ち
手のひらに程よくフィットし余計な圧迫感がありません。ただ、マウスのおしりが低く曲面がなだらかなので手のひらにマウスを固定しにくい感じがします。また、サイドのおしりの部分が横に少し張り出しているため少しだけ横幅が大きく感じます。
全体的に平たい形状なのでサイドの指を置くスペースが狭く、薬指小指に窮屈さを感じます。持ち方によってはメインボタンとサイドの隙間に指が挟まる可能性アリ。
つかみ持ち
かぶせ持ち同様、手のひらにマウスを固定しにくい感じがしますがその分可動域があるので指先での操作はしやすいです。サイドのくびれは緩やかでクセが無いので指先でホールドしやすくなっています。
つまみ持ち
マウスが長いのでつまみづらく、マウスを振った時にバランスの悪さを感じます。手が小さいまたは平均サイズくらいだとボタンに指が届きにくく手に合わないかもしれません。
ボタン/ホイール/センサー/ソール/ケーブル
メインボタン
クリックの硬さは普通か少し柔らかめ、ストロークは長めで跳ね返りは普通か少し弱めです。軽いクリック感ですがボタンに若干カタつきを感じます。左右のボタンでクリック感に違いはなく、ボタンの先端から根元付近くらいまでのクリック感も比較的均一です。
また、クリック音とボタンのカタついた音がマウス内部で反響しているからかカポカポしたような音がします。正直メインボタンのクリックは『Model O Wirelss』の方が良いと感じました。。
Glorious Model O Pro Wireless - クリック音
Glorious Model O Wirelsss - クリック音
サイドボタン
メインボタン同様、サイドボタンもカポカポしたようなクリックで良いクリック感とは言えません。ただしメインボタンよりはマシ。ボタンの配置・形状は『Model O Wireless』と変わらず押しやすいです。
その他ボタン/スイッチ
ホイールの手前にDPIボタン、底面にDPIインジケータ・電源ON/OFF切替スイッチが付いています。DPIインジケータ・電源ON/OFF切替スイッチの配置は『Model O Wireless』と同じです。
DPIボタンは『Model O Wireless』より少し出っ張っているため押しやすくなっています。
ホイール
ホイールは軽い回し心地でノッチは弱め。ただ『Model O Wireless』と比べると少し重くノッチがわずかに強い印象です。ホイールクリックは柔らかめで『Model O Wireless』のホイールよりも明瞭なクリック感で押しやすくなっています。
センサー
センサーは若干前寄りに付いています。『Model O Wireless』のセンサー位置と同じです。
使用中にマウスポインタの飛びは特にありませんでした。
(マウスパッドは Glorious Stitch Cloth Mousepad を使用)
ソール
ソールは前部に2枚、後部に2枚の計4枚。これまでのModel Oシリーズのソールと変わりません。
滑りは普通で引っ掛かりは特に感じません。止めがわずかに弱い印象です。
(マウスパッドは Glorious Stitch Cloth Mousepad を使用)
ケーブル
ケーブルは細く柔軟性があります。『Model O Wireless』のケーブルよりわずかに細くなっています。
その他
ソフトウェア
マウスの各種設定は専用ソフトウェア Glorious Core でおこないます。
ボタン割り当て/マクロ/DPI/リフトオフディスタンス/デバウンスタイム/ポーリングレートの設定が可能です。
LOD(リフトオフディスタンス)設定
設定 | リフトオフディスタンス (公称値) |
リフトオフディスタンス (実測値) |
低LOD - Lower | 1.0mm | 1.2mm |
高LOD - Higher | 2.0mm | 1.2mm ※1 |
※1 リフトオフディスタンスを1mmから2mmに変更しても実測値は変わりませんでした、バグかも?
ライティング
ライティング非対応です。これまでのModel Oシリーズのマウスはライティングに対応していましたが、本製品では廃止されています。(DPIインジケータは光ります)
まとめ
GOODポイント
- つかみ・かぶせ持ちに最適
- 穴なしのワイヤレスマウスとしては最軽量クラス
- サイドボタン・DPIボタンが押しやすい
- ホイールが回しやすくなっている
- カラーバリエーションが3種ある
- ソフトウェアのUIがシンプルでわかりやすい
BADポイント
- シェルの感触があまり良くない(安っぽい感じがする)
- メインボタン・サイドボタンのクリックがカタつく、カポカポする
- つまみ持ちだとバランスの悪さを感じる
- リフトオフディスタンスの設定変更が反映されない(バグもしくは自分の個体 or 環境のせいかも)
所感
『Model O Wireless』より軽く穴なしになったのはいいですが、シェル・クリック感が安っぽくなってしまったのが残念!個人的には少し重くても『Model O Wireless』の方が使いやすいなぁと感じました。
今後発売が予定されている『Series One Pro Wireless』の出来がどうなるかちょっと心配。。
リンク
Glorious 公式ページ
開封&レビュー動画