今回は新興デバイスメーカーLAMZUの新マウス『LAMZU Atlantis』のサンプルをいただいたので、スペックや使用感などを中心に気になったことを書き綴っていきます。

※サンプルなので細かい仕様や付属品が変更される場合があります。

↓Youtubeで本製品の開封&レビュー動画をアップしていますので是非ご覧ください

※本記事は提供を受けた商品のレビュー記事です。また、本サイトではアフィリエイト広告を掲載しており、ページ内で紹介した商品を申し込むと収益が発生し一部が当サイトに支払われる場合があります。

スペック

重量
Weight
公称
 55g
実測
 55.1g
センサー
Sensor
PixArt PAW3395
サイズ
Size
L:123mm
W:66mm
H:38mm
スイッチ
Switch
Huano Blue Shell Pink Dot (80m)
表面
Surface
マット(Matte) エンコーダ
Encoder
TTC Gold
解像度/感度
DPI
Default
 400 / 800 / 1600 / 3200 / 6400
Software
 50~26000
ポーリングレート
Polling Rate
125 / 250 / 500 / 1000Hz
加速度
Acceleration
50g トラッキング速度
IPS
650
リフトオフディスタンス
LOD
公称
 1mm / 2mm
実測
 1.1mm / 1.9mm
デバウンス
Debounce
0~30ms
ボタン
Button
ボタン6つ
DPIボタン1つ
ホイール
Wheel
24-step
ソール
Glides
Default
 PTFE
付属
 ガラス  ※1
バッテリー
Battery
最大70時間
ケーブル
Cable
着脱式パラコード
接続方法
Connection
無線(2.4GHz)
有線(USB)
カラー
Color
White  ※2 本体価格
Price
13,500円  ※3 ※4

※1 付属しない可能性あり、初期バッチのみ付属?(内容はLAMZUのTwitter参照)
※2 カラーオプション量産予定(内容はLAMZUのTwitter参照)
※3 パソコンSHOP アークの価格。店頭販売あり
※4 既に在庫切れですが、HID-Labs OnlineShop ではパッケージ痛み品が12,700円で販売されています

開封/内容物

外箱

外箱は水色基調。ラバー感のあるしっとりとした質感で最近の簡素な箱に比べると豪華な作りになっています。

内容物

※付属品は変更される場合があります。

  1. マウス本体
  2. 接続/充電用ケーブル(PC側:USB Type-A, マウス側:USB Type-C)
  3. マウスポーチ
  4. ワイヤレスレシーバー
  5. ワイヤレスレシーバーアダプター
  6. 交換用ソール
  7. ガラスソール(付属しない可能性あり、内容はLAMZUのTwitter参照)
  8. 説明書

シェル/形状

シェル

マウス表面は凹凸がほとんどないサラサラしたマットな質感です。『Logicool G Pro X Superlight』に比べるとわずかにザラつきがあり若干ですが手が滑りにくくなっている印象です。基本的にグリップテープは必要ないと思いますが
手汗が出やすい方は貼ったほうがいいかもしれません。

形状

左右対称で全体的に平たい形状です。マウスの頂点は中央よりやや後方、縦の長さに対し横幅広め、サイドは適度にくびれておりおしりの部分が横に広がっています。

『Endgame Gear XM1r』に比べ、サイドのくびれは若干緩やかでマウス後部の広がりはおおむね同じです。また、XM1rと同じく側面が下にいくにつれすぼんで横幅が小さくなっています。マウス後部はXM1rに比べふくらみが小さく曲面がなだらかになっています。全体的にXM1rの形状の癖を少しマイルドにした形状です。

『Pulsar X2』に比べ縦のサイズ、特にマウス後部が長くなっています。X2よりサイドがくびれておりマウス後部が広がっています。マウス後部はX2に比べふくらみが小さく曲面がなだらかになっています。

かぶせ持ち

マウス後部がそれほど高くないのでXM1rやX2に比べ手のひらに感じる圧迫感は少なめです。また、横に広がっているのでリラックスした状態でサイドに指を沿わせることができます。サイドのくびれ/すぼみとマウス後部の広がりにより持ち方が決めやすい反面、持ち方や指配置の自由度は少なめです。

指を置くスペース自体はそれほど広くありませんが、薬指小指に窮屈さは感じません。

つかみ持ち

横幅があるためか安定感があり手のひらのフィット感も良いです。マウス後部がそれほど高くないため可動域があり指先での操作もしやすいです。

つまみ持ち

サイドのくびれ/すぼみにより指が置きづらい印象です。横幅が広いので手のサイズが小さいか平均くらいの場合持ちづらさを感じるかもしれません。

ボタン/ホイール/センサー/ソール/ケーブル

メインボタン

メインボタンのクリック感は柔らかめでストロークは少し短め、跳ね返りは普通か少し弱い感じがします。左右のボタンでクリック感に違いはありません。

サイドボタン

サイドボタンの硬さは普通でストロークは少し長め、カチカチとした押し心地です。前のボタンの先端部分があまり出っ張っていないので少し押しにくさを感じます。

その他ボタン

センサー下にはDPIボタンとDPIインジケータが配置されています。

ホイール

ホイールのノッチ感は弱く軽い回し心地です。ホイールクリックの硬さは普通程度で特に押しにくさは感じません。

センサー

センサー位置はやや前方付近です。

ドットが飛んでいる部分がありますが、使用中にマウスポインタのブレや飛びなどは特にありませんでした。
(マウスパッドはVAXEE PA ZYGENを使用)

ソール

デフォルトのPTFEソールは前後に1枚ずつとセンサー周りに1枚の計3枚。滑りは軽くなめらかで引っ掛かりはありませんが少し止めにくい感じがします。
(マウスパッドはVAXEE PA ZYGENを使用)

ガラスソールは前後に1枚ずつの計2枚。ヌルっとした滑りでPTFEソールに比べるとわずかに重い印象ですがトラッキングはしやすいです。止めづらいので扱いが難しいです。
(マウスパッドはVAXEE PA ZYGENを使用)

ケーブル

ケーブルは太めですが太さのわりには柔軟性があります。ケーブルを付けたままでの使用も想定しているからか、ケーブルが接地しにくいようコードブッシュが斜め上を向いています。

ケーブルを付けると充電が始まりインジケータのLEDが光ります。

その他

ソフトウェア

専用ソフトウェアは公式ホームページからダウンロードします。キー割り当て/デバウンス/DPI/ポーリングレート/リフトオフディスタンス/Ripple Control - ポインタのブレ軽減/Angle Snapping - 直線補正/マクロの設定が可能です。

ライティング

無し(LEDインジケータは光ります)

LOD(リフトオフディスタンス)設定

設定 リフトオフディスタンス
(公称値)
リフトオフディスタンス
(実測値)
低LOD - Lower 1.0mm 1.1mm
高LOD - Higher 2.0mm 1.9mm

まとめ

GOODポイント

  •  かぶせ・つかみ持ちでのフィット感が良いかつ圧迫感が少ない
  •  持ち方を決めやすい
  •  ワイヤレスマウスとしては最軽量クラス
  •  ソフトウェアのUIがシンプルでわかりやすい

BADポイント

  •  持ち方や指配置の自由度が少なめ
  •  前のサイドボタンの先端部分が押しにくい

留意点

  •  製品仕様/付属品が変更される可能性あり
  •  横幅が広いので手が小さい人には合わないかも

所感

大きな欠点の無いクオリティの高いマウスだと思います。価格次第ですが軽量ワイヤレスマウスを探している方に十分おススメできるマウスです。

リンク

LAMZU 公式ページ

HID Labs 販売ページ

開封&レビュー動画

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