今回は2022年4月11日に発売された『 HyperX Pulsefire Haste Wireless 』のホワイトバージョンを紹介します。
本製品は昨年発売された『HyperX Pulsefire Haste』の無線モデルで、価格は8000円台と有名メーカーの新製品ワイヤレスマウスとしては最安クラス。本記事では製品の使用感を中心に気になった点などを書き綴っていきます。
↓Youtubeで本製品の開封&レビュー動画をアップしていますので是非ご覧ください
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INDEX
スペック
重量 Weight |
62g ※1 | センサー Sensor |
PixArt PAW3335 |
サイズ Size |
124.5mm×66.8mm×38.2mm L:長さ×W:横幅×H:高さ ※2 |
スイッチ Switch |
TTC Golden 防塵マイクロスイッチ |
解像度/感度 DPI |
Default 400/800/1600/3200 Software 200~16000 |
ポーリングレート Polling Rate |
125/250/500/1000Hz |
リフトオフディスタンス LOD |
1/2mm | トラッキング速度 IPS |
450 |
加速度 Acceleration |
40G | バッテリー持続時間 Battery Life |
最大100時間 |
接続方法 Connection |
無線(2.4GHz) 有線(USB) |
本体価格 Price |
8,280円 ※3 |
※1 実測重量は62.9gでした。
※2 長さのみ実測値
※3 記事投稿時点のAmazon価格
開封/内容物
開封
有線モデルの外箱は赤を基調としていましたが、無線モデルの外箱は黒を基調とした外観です。HyperX製品の外箱は赤基調が多いのでけっこう新鮮。
内容物
- マウス本体
- 接続/充電用ケーブル(PC側:USB Type-A, マウス側:USB Type-C)
- ワイヤレスアダプター
- USBワイヤレスレシーバー
- 交換用マウスソール
- グリップテープ
- 説明書
- カード
- CEマークの説明書
シェル/形状
シェル
マウス表面はサラッとした少し粗目のマットな質感です。結構手が滑りやすく、特に手が湿っているときより乾燥しているときの方が滑りやすい感じがします。そのため、付属のグリップテープを付けた方が安定感が増します。
個人的にサイドの穴が開いていないのは高評価、できればメインボタンの穴も無くして欲しかったです。(穴が開いていると手触りが良くないため)
形状
形状は有線モデル『HyperX Pulsefire Haste』と同じです。左右対称形状でサイドが少しだけくびれており、長さに対して横幅が少し大きめ。特にクセのない形状です。
かぶせ持ち
メインボタンがくぼんでおり、指にしっかりフィットします。マウスに横幅があるため手が余る感じがなくしっかり持つことができます。ただし、マウスのおしりが短くて傾斜が直線的なので、少し深めにかぶせないと手のひらの中心部分とマウスとの間に隙間が生まれやすくなり、手のひらでマウスをしっかり固定するような人はフィット感・安定感に欠ける印象を受けるかもしれません。
薬指小指は少し窮屈な感じがしますが、基本的には許容範囲内です。ティルトグリップだと窮屈さを感じます。
つかみ持ち
フラットグリップでもティルトグリップでも斜め持ちでも持ちやすいです。かぶせ持ちと同様の理由で手のひらでマウスをしっかり固定する人は持ちにくさを感じるかもしれませんが、かぶせ持ちよりはマシです。
つまみ持ち
マウスに横幅があるので安定感はありますが、もう少し細身の方が指先での操作がしやすいかなと感じました。
グリップテープ
マウス表面が滑りやすいので個人的にはどの持ち方でもグリップテープ装着をおススメしたいです。価格的にグリップテープが付属してくるだけでもありがたいですが、黒いテープだと見た目が微妙なので白いマウスには白いテープを付けて欲しいところ。
ボタン/ホイール/センサー/ソール/ケーブル
メインボタン
クリック感は有線モデルと変わらずカチカチとした明瞭なクリックをしており、硬さは普通程度です。
サイドボタン
サイドボタンのクリック感もメインボタン同様、カチカチとした明瞭なクリックです。少し細長いボタンですが押しにくさは感じません。
ホイール
ノッチ感は弱めでホイールは軽めです。ただ、有線モデルと比べると若干ノッチ強めでホイール重めです。
センサー
センサーは前方寄りに付いています。使用中にマウスポインタの飛びは特にありませんでした。
(マウスパッドはHyperX Fury S Speed Edition Pro Gaming Mousepadを使用)
【追記】
同じDPI設定の他マウスに比べ感度が高い(表示と実際のDPIがズレている)ため振り向きが短いです。使い始めで違和感を感じたらまずは感度を下げたほうがいいかも。
波形両端(最高速度到達時)の点が線から離れていますが、ひと振り毎のポインティングは一定(毎回同じように点が離れている)なので問題ないと思われます。おそらくMouse TesterとPixArt PAW3335の相性の問題だと思います。同じセンサー搭載の有線モデルも同じような結果でした。
ソール
ソールは前部に2枚、後部に2枚の計4枚。滑り・止めともに可もなく不可もなくといった感じで引っ掛かりは特に感じません。ただ、有線Hasteと比べると少し滑りが悪いような感じがしました。同じソールが使用されているはずなのでソールの個体差か摩耗具合によるものかも?
(マウスパッドはHyperX Fury S Speed Edition Pro Gaming Mousepadを使用)
ケーブル
有線モデルと比べると太く硬くなっています。
その他
ソフトウェア
専用ソフトウェアはHyperX NGenuity。ライティング/ボタン割り当て/DPI/ポーリングレート/リフトオフディスタンス等の設定が可能です。たまに接続認識しなかったりとちょっと不安定、、
ライティング
ライティングパターンは3パターンだけですが、ライティングを重ねて設定することができます。
- Solid(無地)
- Cycle(サイクル)
- Breathing(呼吸)
まとめ
GOODポイント
- ワイヤレスマウスとしてはかなり軽量な部類、有線モデルと比べても3~4gしか重くなっていない
- クセのない形状で基本的にどの持ち方でも合いやすい
- サイドに穴が開いていないため、長時間の使用でも指先が痛くならない
- 価格が8000円台と安い、ワイヤレスマウスとしてはお手頃価格
- グリップテープが付属する
BADポイント
- 手が滑りやすい(グリップテープを貼れば問題なし、ただ見た目が損なわれる)
- マウスを手のひらにしっかり固定する方は少し深めに持たないとフィット感・安定感に欠ける印象を受けるかも
- ソフトウェアが不安定
留意点
- 同じDPI設定の他マウスに比べ感度が高い(表示と実際のDPIがズレている)
所感
他のデバイスメーカーと比べ発売に出遅れ感がありますが、無線で軽くて安いマウスを求める方にとってファーストチョイスになりえるマウスだと思います。
リンク
HyperX公式ページ
開封&レビュー動画